マルタ共和国の概要

マルタ共和国の概要

マルタ共和国は、3つの島(マルタ島・ゴゾ島・コミノ島)からなる、地中海に浮かぶ国です。

その島の面積を合計しても316キロ平方メートルしかないミニ国家で、横浜市の約1/2程度の国土です。

マルタについての表

一番大きな島はマルタ島で、首都ヴァレッタを擁し、人口の9割がこの島に住んでいます。

この国は、ヨーロッパ大陸で唯一英語を公用語と定めている国で、近年、英語を学ぶ留学生が
増えています。

日本人の姿はまだ少ないようですが、そのことが語学習得には有利に働き、日本人の留学にも
向いているかもしれません。

また治安が良く、勤勉で人に親切という評判の国民性が、外国人に広く受け入れられています。

マルタは、かつてイギリス領であり、造船業が盛んに行われていました。

欧州最南端の国の一つでアフリカへの玄関口にも当たり、造船業を通じて経済大国となった
時代がありました。

しかし、そのほかには大きな産業はなく、食料品やエネルギー資源はもっぱら輸入に頼る状況で、
国の中心産業は観光業になっています。

マルタは、美しい地中海に囲まれているので、その海辺の美しい景色は観光客を惹きつけていて、
また遺跡や古いカトリック教会が多く保存されていて、散策にも海水浴にも適しています。

何より一年中温暖な気候であることが、外国から来た人々には有り難く感じられることでしょう。

日本とも国交があり、民間レベルでマルタと親交を深めている団体も多いようです。